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また、鉄鋼にりん(燐)酸鉄被膜を施したものは、そのままでも防しゅう(銹)皮膜とされるが、塗装下地としても使用される。404非鉄金属材料1。銅および銅含金銅は、軟質なために構造用材料としての用途は少ないが、熱および電気の伝導率が高く、さびにくく、外観も美しいので、電気器具、炊事器具などに利用されているが、価格が高いのが欠点である。4章機械材料銅に亜鉛、すず(錫)などを添加した銅合金は、純銅に比べると機械的強度も大で、しかも耐食性が良好で、用途が広い。銅に亜鉛を添加した合金を黄銅(しんちゅうともいう。)といい、亜鉛30%、40%を合むものをそれぞれ七三黄銅、六四黄銅という。七三黄銅は、伸びが大きく加工しやすく、電球の口金のように絞り加工の製品に適しており、六四黄銅は、機械的強度が高いが、価格は低いので、一般加工用に適している。また、銅とすず(錫)5～15%との合金は青銅といわれ、耐食性、耐摩耗性、鋳造性が良好で、機械部品に用いられる。4・4表は、おもな銅合金の種類と特性を示したものである。2。アルミニウムおよびアルミユウム合金アルミニウムは比重が2。70と軽く、鉄鋼材料、銅合金などの約1/3の軽さである(一般に、比重が5未満のものを軽金属といい、アルミニウムのほか、マグネシウム、チタンなどがある。

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